市長あいさつ

野呂田会長

関東能代会第18回総会に寄せて
~ふるさと能代の市政報告~

  北に連なる白神山地の山々が美しい雪化粧を纏う季節となり、今年も残すところあと僅かとなりました。 関東能代会の皆様におかれましては、日頃よりふるさと能代発展のため、多大なるご支援とご協力をいただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。

 皆様からは、毎年市内各地に植樹をしていただいており、今年3月には、しだれ桜と神代あけぼの桜を計10本植樹していただきました。ドーダンツツジ等を含めますと、これまでに約240本を植樹していただいており、改めて感謝申し上げますとともに、この花木が多くの市民に笑顔を与えてくれるよう、しっかりと守り育ててまいります。

 さて、ふるさと能代の市政についてご報告させていただきます。 まずは4月、能代を代表する農産物・白神ねぎの生産拡大を図り、生産現場に密着した指導業務等を強化するため、「ねぎ課」を新設しました。白神ねぎの販売額は、3年連続で10億円を突破し、29年度には14億円を超えておりますが、栽培面積の拡大等を図り、販売額がますます伸びるよう努めてまいります。

 5月には、能代市が日本遺産「北前船寄港地」に認定されました。同寄港地として認定された自治体は本市以外にもありますが、各地それぞれに北前船にまつわる文化財等がありますので、今後は、能代ならではのストーリーを磨き、観光振興、地域活性化につなげてまいりたいと思います。

 6月には、囲碁の7大タイトルの一つ「本因坊戦」が、木都能代の象徴「旧料亭金勇」で行われました。対局前日より、記念囲碁大会や大盤解説会といった記念事業も開催され、市内外から多くの方々にご参加いただき、大いに盛り上がりました。

 7月には、26年度より建設を進めてきた「道の駅ふたつい」が完成しました。この道の駅は、通常の休憩・産直機能に加え、災害時の防災拠点や世界自然遺産「白神山地」へのインバウンド観光の拠点としての役割もあり、今後の二ツ井地域活性化の核となる重要な施設であります。オープン以来、利用者は1日平均3,500人程となっており、大変賑わいをみせております。青森・十和田から秋田・男鹿への観光ルートの中間に位置するなど立地も良く、情報発信を積極的にしていくことで、本市だけでなく、能代山本地域及び県北地域の交流人口の拡大につなげてまいりたいと考えております。

 10月から11月にかけては、来年3月に第五小学校に統合する鶴形小学校と崇徳小学校、そして東雲中学校に統合する常盤中学校の閉校式典が行われました。少子化が進む中、子ども達のより望ましい教育環境を考え、断腸の思いで統合に至りましたが、閉校となりましても、学校への想いや地域への愛着は、そこで学び育った一人ひとりの胸にしっかりと刻まれているものと思います。市といたしましても、各地域の今後更なる発展のため、様々な事業を通じて伝統・文化の継承に取り組んでまいりたいと思います。

 市では、ふるさと能代発展のため、今後も一層努力してまいる所存であります。皆様におかれましては、これまでと変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、関東能代会の今後ますますのご発展と会員の皆様のご健勝、ご活躍を心からお祈り申し上げます。

能代市長 齋藤滋宣