能代市長あいさつ

能代市長あいさつ

関東能代会総会に寄せて  ~ふるさと能代の市政報告~

 師走を迎え、朝の寒さが身にしみる季節となりました。
 関東能代会の皆様におかれましては、日頃よりふるさと能代発展のため、多大なるご支援とご協力をいただいておりますことに、厚く御礼申し上げるとともに、本会が盛大に開催されましたこと、心からお喜び申し上げます。


 ふるさと能代の市政についてご報告をさせていただきます。

 まずは1月、国内の製材大手企業である中国木材株式会社が、東北では初めてとなる能代工場の操業を開始しました。基幹産業のひとつである林業に好影響を与えることが見込まれ、当市の最重要課題である良質な雇用の確保、若者の流出抑制・流入増加、さらには「令和の木都能代」再生に繋がるものと大変期待しております。 6月、能代市、JAXA、秋田大学及び早稲田大学の4者により、「水素ラボ構想」の実現に向けたプロジェクトチームを発足しました。この構想は、JAXA能代ロケット実験場で廃棄処分されている水素ガスを回収・再利用し、ベンチャー企業等へ提供するとともに、企業や大学等が集まり技術検証や製品開発、研究等を行うことが出来る拠点を整備しようとするもので、現在、構想実現のための調査を実施しております。


 7月、能代港が関税法上の開港50周年の節目を迎えるにあたり、「能代港開港50周年記念式典」を開催しました。また、30回目の開催となった「のしろみなと祭り」では、「ブルーインパルス」による展示飛行が行われたほか、20回目の開催となった「港まつり能代の花火」では、過去最大となる15,000発の花火が夜空を彩りました。これまで地域の経済や物流を支え、地域のにぎわいをもたらしてきた能代港は、現在、洋上風力発電の拠点港湾という新たな役割を担うため、国、県による地耐力の強化やふ頭用地の拡張等の機能強化が進められております。「次の50年」に向け、関係各所との連携のもと、能代港を中心とした秋田県北地域のさらなる活性化を目指した取り組みを進めてまいります。


 8月、「子ども七夕」、「天空の不夜城」、「能代役七夕」、「能代宇宙イベント」と各イベントが開催され、能代の夏は熱気に包まれました。能代宇宙イベント20回記念として実施されたモデルロケット同時発射事業では、2043機の打ち上げに成功し、日本記録を更新しました。今後も、市が掲げる「宇宙のまち能代」をはじめとしたまちづくりを推進し、魅力ある地域づくりを行ってまいります。

 今年はこのほか、二ツ井地域の「きみまち阪公園」が、開園100年を迎えました。これまで多くの方々から、憩いの場所や観光スポットとして親しまれてきた「きみまち阪公園」に感謝の意を表するとともに、四季折々に美しい景観を見せる公園に足を運んでいただけるよう、情報発信を継続してまいります。

 市では、ふるさと能代発展のため、今後も一層努力してまいる所存であります。皆様におかれましては、これまでと変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、関東能代会の今後ますますのご発展と会員の皆様のご健勝、ご活躍を心からお祈り申し上げます。

能代市長 齊藤 滋宣